すみれ色日記

宝塚について思うままに語ります

初日を観劇するということ

今回、幸運にも
雪組の『20世紀号に乗って』の初日を
観劇させていただきました。
自分が初日を観劇できるだなんて
本当に夢のようで、
こんなことはもうないだろうな、
という思いをかみしめながら
大事に観劇させていただきました。


そしてそして初日を観劇してみて。


初日はやはり違いますね。
独特の緊張感が演者側にも観客側にもあります。
その中でうまれてくる空気感は
これはそこにいないと分からないものですね。


(再演ものは別ですが)
観客は公演について事前に
ある程度の情報はあったとしても
細かいことは知りません。
観客側は
何をみせてくれるんだろう、
次は何が待っているのだろう、
とワクワクドキドキしながら
かたずをのんで見守り、
そして演者側も
観客がどういう反応をするんだろうと緊張し、
(今回のようなコメディは特に)
そしてその観客の素の反応が
出演者の演技にも影響してきたりします。


このように、特に初日というのは、
舞台は役者とオーケストラと
観客でつくりあげているんだと
実感できる公演だなぁと思いました。


また、千秋楽はLVでしか観たことがありませんが
こちらも独特な緊張感を
スクリーン越しに感じます。
でも、おそらく初日とは違う緊張感ですね。


今回私はあらすじはざっと知っていても
細かいことは知りませんでした。
次の展開が何かなど全く知らないし
誰がどういうことをするとか
事前の情報もほとんどないので
とっても新鮮でした。
そしてそれが私だけでないのです。
周りの方々も皆さんそうなのです。
みんなワクワクドキドキ。
なので、客席にも
一体感があるようなそんな気がしましたが
それは私の気のせいかしら?


初日の緊張感は希望に満ちた
(ちょっぴり不安も?)ドキドキ。
ほんと、素晴らしい体験で
これはやみつきになりそうです。
でも、もう観られないだろうな~。

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