すみれ色日記

宝塚について思うままに語ります

轟悠さんのディナーショーにて

 
 昨日、パレスホテル東京で行われた轟悠さんのディナーショーに行ってきました。
 宝塚のディナーショーは初めてで、どの程度のおしゃれをしていくのかな、と迷いながら、でもせっかくなのでいつもよりワンランク上のおしゃれをして、いそいそと出かけました。こういう緊張感も久しぶりです。


 会場についてみたら、もっとこじんまりとしているかと思っていたら結構広いのにびっくり。しかも私たちの席はうんと後ろの方。
 あら、舞台が遠いなぁ。これではオペラグラスがあった方がよかったかも・・・と思いつつ、「まぁいいや、今日はおおらかに雰囲気を楽しもう」ということにしました。


 そして美味しいお酒とお食事をいただき、ショーが始まるまであと少しのとき、後ろの方の椅子席に、見たことのある男性が。
 あ、あれは、『ファントム』の演出家の方です。そう、中村一徳さんでした。
 そしてその他にも下級生っぽい男役さんと娘役さんが2,3人座っていたと思ったら、始まる直前にさら~と入ってきた方たちが。


 なんと、『Delight Holiday』組の明日海さんと仙名さん、そして『蘭陵王』組の凪七瑠海さん、瀬戸かずやさん、音くり寿さんたちです。


 「キャー、すてき~」とミーハーになりかけましたが(本当に素敵です)、でもあまりじろじろ見たら悪いので、なんとか思いとどまり前を向きましたが、
 でも、「後ろにこの方々がいらっしゃる」と思ったら、なんとなく背筋ものびて、そして後ろを意識しながら前に集中する、というような不思議な緊張感を味わいました。
 


 そして本題のディナーショー。
 今回はシャンソンでパリの雰囲気です。
 轟悠さんは洗練された雰囲気で、シルエットが素敵です。
 なんていうか、派手な動きはなくてもじっくり聴かせてくれます。さすがですね。
 (この日は、真琴つばささん、稔幸さんなど同期の方々がいらしていたようで、プチ同期会になっていました。) 
 そして桜咲さん、綺城さん、咲乃さん、愛乃さんのコーラスはとてもきれいで、うっとり。ずっとずっと聴いていたかったです。


 そうそう、桜咲さんと綺城さんは大阪のディナーショーのあとにお二人でパリに行かれたそうで、綺城さんが「『世界の恋人』の桜咲さんがパリに行かれるとなったら、これはボディガードで行かなければと思った・・・」などとそんなようなことを言っていたのですが、
 「『世界の恋人』だなんて、やはり桜咲さんはそうなのね~」と思うのと同時に、
 綺城さんに付き添われる桜咲さんにも、
 また、桜咲さんに付き添われる綺城さんにも、
 (いいわぁ~~~)と両方にときめいてしまいました。(言っていること通じるかしら?)


 そんなこんなであっという間にショーも終わりましたが、
 こういうディナーショーは、行く準備のときからちょっとした特別な緊張感があり、また、終わった後も素敵な余韻を楽しめ、
 そしてなによりも、一緒に行った母がとても喜んでくれたので、それがとってもよかったです。(これが一番の目的でした。)
 なにせ、最近はいろんなことが面倒になっていて、お洒落をするのも面倒と言っていた母が、このときはがんばってお洒落をして、そして「こういうのもたまにはいいわねぇ」と嬉しそうにしていたのです。


 このように、昨夜は出演者の方々と舞台とがおりなす素敵な空間に酔いしれることができ、特別な楽しい、そして贅沢なひとときを過ごさせていただきました。
 ありがとうございました。

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