下級生の存在(『BEAUTIFUL GARDEN』)
飛龍さんと愛乃さんの「Summer Time」の場面。
とってもよかったです。
歌、ダンスを含めてそのシーンが素敵なものになりました。
こういうふうに、歌は歌のうまい人に歌ってもらって、そのほかではダンスを踊り、・・・というのがいいなぁと思います。
この方が、場がしまって観客も楽しいし、歌のうまい人も活躍の場が増えます。
今回は下手の前方。なので、あえて真ん中はほとんど見ず、目の前の方達を中心に観劇したのですが、これが思いがけずとってもとっても楽しかったのです!
はじの方から見ていたら、いつの間にか、なんだか自分もそのあたりにいる生徒さんたちの目線になって観劇していました。
そこから見ると、真ん中の方たちは、スポットライトを浴びて、近くて遠い、あこがれの存在に思えました。
なので、すごい方たち…とあこがれながらも、今はその自分たちの場所でがんばり、舞台を支える・・・という感じです。(勝手に想像してしまい、見当違いかもしれませんが。)
そして、そういう生徒さんたちが、生き生きと、思い切りアピールして、のびのび頑張っている姿はエネルギーに満ちあふれ、また、とても楽しくて感動的でさえもありました。
ここの、そういう生徒さんたちが本当にキラキラしているのですよね。
この花組の下級生さんたちの、オラオラして輝いている姿がとっても素敵で、本当に本当に感動しました。
そういえば、一度なんて花道の生徒さんから指差しウィンクを食らい(あれは絶対私だったと思います‼)、「きゃー、これか!!」と思いました。
でも小心者の私は、その後、恥ずかしくてその方を見ることができなくなってしまい、こちらを見てていなさそうなときに、ちらっと見るだけです。(なんて純情なの?)
今回あらためて、組が盛り上がるには下級生の存在が大事だと実感しました。
下級生が生き生きのびのびがんばっているからこそ、健全なピラミッドが出来上がり、そして上も盛り上がります。
もちろん、下級生がのびのびでき、そしてがんばろうと思える環境も必要で、それには上の存在は大事で、またその上と下をつなぐ存在も大切で、だからこそ全体のバランスが保てるのですが、今回、そういうことをあらためて教えてもらいました。
下級生が生き生きのびのびしている組は、観ていて楽しいです。